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先日の阿修羅掲示板での毎日新聞記事(8・17)の引用の一部に以下のことが入っていますが,要するにこれは彼らの言う「悪の枢軸」に対して適用する原則ではなく,世界中のすべての国家に一般的に威嚇したものと思われます。つまり米英パワーエリートに反対や抵抗する国家や連中は,核の先制攻撃含め、すべて暴力でなぎ倒す、領土を占領する、あるいは政権を転覆させるから、そのつもりで、と。当然日本も、彼らに反対する言論や民衆的動きやリーダーが出てきたら「敵性国家」ないし「テロ国家」(「アメリカに味方しない奴らはすべてテロ」という例のめちゃくちゃな論理で)と定義され、言論操作,政権転覆、特定人物の暗殺、在日米軍(場合によっては自衛隊幹部と提携して)からの軍事的威嚇や直接攻撃,領土占領だ、となるから覚悟してね、と。(自衛隊幹部を信用してはだめですよ!連中、国会や行政府長の知らないところで米軍当局と直接やり取りしているんですからね。徹底して文民統制しなければあぶなくてあぶなくて。)
いよいよこのような威嚇を直接的に世界に向けて発するほど露骨な武力での世界支配の意欲を表明してきており,米欧権力エリートの決断が劇的に飛躍している印象がぬぐえません。いよいよ世界が本当に大変な事態に突入しつつあるようです。宇宙にも戦闘領域を広げるという意思表明みても,アングロサクソン文化には暴力の遺伝子が根幹的に根深く組み込まれていることがわかるでしょう(文化などと言う言葉はふさわしくないが)。異常な好戦的種族です。こういう異常な好戦性を持つ種族(好戦的なリーダーが背後で専制体制を敷いているアメリカ帝国)に対しては 平和的にいきましょうよ、という説得や対話というのがいったい成り立つのでしょうか?それとも力をぶつけることで封じていく方法しかとれないのでしょうか(米当局が恐れているとおり、イスラム側がワシントンDC・NYを簡易原爆でテロ攻撃するような)?非常に悩んでしまいます。前者でいくとなると、この種族が戦争や暴力に訴えない平和愛好種族に文化的に成長するには1000年はかかるとおもうのですが。とても100年やそこらでかれらが平和愛好家にはならないですよ。よくも悪くも文化の体積はととてもとても重いですからね。西洋白人文明(ロシアふくむ)は力を信奉しています。力(物理的暴力をはじめとして)の強いものが支配権限を持つのは当然で正当である(弱肉強食の論理)という考えが根源的に文化的遺伝子として組み込まれています。自分より相手の物理的力が強いとき相手を尊敬し、相手の物理的力が弱いとき,見下します。
彼らが平和愛好種族になったと認めることができる基準?それは彼らが核兵器のような大量破壊兵器を一切廃棄し,通常兵器だけの水準に戻ったとき、ですね。だとすると、1000年単位で見ていくほかないと思うんです(1000年先では通常兵器という概念はなくなっているでしょうが)。
好戦的人々の暴力行使・略奪やその威嚇に対して一般的にどう対処していいのでしょうか。力には力で応じるのか。それともあくまで説得や対話、融和策で応じるのか。相手がアメリカのような場合、それが通じる相手なのか。説得は空念仏でしかないのか(あの恐ろしい男キッシンジャーをしてこれほど恐ろしい男はこの世いないといわしめた戦争屋のラムズフェルドなどにわれわれが平和に生きることが大事と1万回いいつづけても、鼻でせせら笑うだだけでしょうね。チエイニー、アーミテージも同様。彼らは血の匂いがメシより好きな連中で。)。
日本の指導層はアメリカに説得する気持ちすらないとことがまた絶望的なんですが。
以下その毎日記事の一部抜粋
”冒頭の総括メッセージでラムズフェルド国防長官は「敵は従来なかった驚くべき方法で米国を攻撃しようと狙っており、この攻撃は不可避的に起きる」と指摘。現在のテロとの戦争に勝利しつつ、過去とは異なる戦争に備えるためには米軍の改革が必要だと強調し、(1)不可欠な作戦基地の防衛と大量破壊兵器、運搬手段の阻止(2)接近困難な遠隔地への兵力展開と維持(3)監視、追跡、迅速な攻撃による敵の聖域排除(4)情報技術の向上と各軍の連携ネットワーク革新(5)情報システムの防衛(6)宇宙への展開能力維持と防御――の6目標を掲げた。
報告はアフガニスタン攻撃で得た教訓を列挙した部分で「米国防衛には(敵からの攻撃の)予防と、時には先制攻撃が必要だ」とし、「最良の防衛は良質の攻撃」と言及した。また「敵は、米国が彼(敵)を倒すためにあらゆる手段を用いることを知るべきだ」とも指摘した。
さらに、米軍の地球規模の展開に触れた部分では「大統領の命令を受ければ、敵の領土を占領したり、政権交代の条件を作る能力」を含む力量を保有すると明言している。”
抜粋終わり