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イスラエル軍が今春、パレスチナ自治政府のアラファト議長をラマラの議長府に監禁した際、軍が突入して議長を国外に追放する計画があった、とイスラエルのテレビ「チャンネル2」が16日報じた。シャロン首相は同意していたが、治安閣議で否決されたという。
計画によると、軍の特殊部隊が議長府に突入して議長を傷つけないで拘束し、そのままヘリコプターに乗せて、アラブ諸国の無人地帯に置き去りにするというもの。ヘリコプターがイスラエルに帰還した後、その国にアラファト議長を追放したことを通告する計画だった。行き先はイスラエルと国交がなく、米国とも強い外交関係がないレバノンだった可能性が高いという。
この追放作戦には、首相と当時のモファズ参謀長が同意していたが、治安閣議にかけられたところ、治安情報機関の幹部らが「議長を追放すれば害の方が多い」と主張して見送られたという。(20:49)