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アメリカは追い詰められたね 投稿者 WW 日時 2002 年 8 月 17 日 05:52:01:

(回答先: 【未確認情報】小ブッシュが恐怖政治大統領命令を出した模様。メディアはブラックアウトか?! 投稿者 佐藤雅彦 日時 2002 年 8 月 15 日 08:57:56)

ダブヤらが、全世界に米軍の「ヒット・スクワッド」を展開し、邪魔者を消すぞと宣言しているのは事実らしいね。これは、アメリカが南米で続けて来た秘密戦争の戦術でもある。しかし、それを世界中で「公然的」に実施すると言う所以は、ダブヤ達が最早どうしようもない所に追い詰められているかららしいのだね。そして、秘密戦争を公然的にやろうと言うのも、そもそもが自己矛盾に過ぎ無いのだね。

アメリカが、例えばコロンビアで、邪魔者は消せば良いと秘密戦争を実行してきたのは、言うまでも無い。もっとも、アメリカ軍や情報機関が、前面に出た事は無い。これは、あくまで「代理戦争」だ。しかし、2001年9月を境に、アメリカは秘密援助者の仮面を捨て、前面に踊り出たね。アメリカ軍の「軍事力」を背景として公然的に世界戦争を進める事で、世界の資源戦争を自分に有利に展開できると考えたためらしいがね。それは、裏を返せば、それだけアメリカとその衛星諸国の戦争狂らが、追い詰められていた事の証明だね。

アメリカ国内の油田が、1970年代から、既に枯渇情況に入っていた事は、アメリカ人自身がよく知っている事だね。この石油資源の枯渇問題は、アメリカ的浪費「文明」の障害になると言われている。ダブヤは、初歩的に過ぎる「京都議定書」をも一方的に破棄を宣言した程でね。

しかしこれは、アメリカの「文明的生活」を守るためと言うよりか、アメリカが世界で享受する「唯一の超大国」たる特権を守るためだろうね。裏を返せば、既にアメリカとその支配層は、その特権を剥奪されかねない情況に陥ったと言う事だ。

特権とは、石油を浪費する生活様式をする権利の事では無い。それは、馬鹿なアメリカ人大衆を誘導する為の、エサに過ぎ無いね。石油資源を争奪する本来の目的が、何処に在るのかは、言うまでも無いはずだね。それは、軍用燃料としての石油にある。しかし、「石油」資源の枯渇問題は、国内の油田開発をしていない日本人には、判りにくいらしいね。

アメリカと言う「唯一の超大国」が、世界の石油資源を独占的に支配できる世界戦略が、今のダブヤ政権を動かしている政治信条だね。石油資源を独占する第一の理由は、民生用資源の確保のためと言うよりか、それが軍用燃料の資源である事にある。つまり、アメリカの軍事力が「燃料の切れた大型自動車」になり、超大国たる国の唯一の支柱である「軍事力」が只の「粗大ごみ」になるという「恐るべき」事態を起こさないためだね。燃料が欠乏すれば、アメリカの「世界に冠たる」空軍も、只の金属ゴミに過ぎ無くなるしね。

石油が枯渇すると言う事は、アメリカが「只の国」になる事を意味する。それは、日本の陸海空軍事力も同じ事だがね。これは恐ろしい見通しだろうが、石油資源はアメリカ国内だけでなく世界的に枯渇する予定らしいのだね。

アイゼンハワーの「遺言」を引き合いに出すまでも無く、20世紀の軍事力を支える「戦略物資」は、石油だった。石油争奪の為に、日本軍はインドネシアを攻略した。それだけは、日本の小泉や官僚も、理解しているみたいだね。しかし、石油資源は世界に偏在している物で、更に「石油は有限な資源である」と言う問題もある事は理解していないね。1970年当時から、20世紀末に石油資源が枯渇すると、警告されていたのだがね。

石油が化石燃料であるからには、それが枯渇するのも時間の問題だと考えられていたね。しかし、日本では、石油は化石燃料では無いのじゃないかという観測も出ている。石油が、無限の資源だとする希望的観測が出ていたのだね。そのおかげか、日本の石油需要は、天井知らずみたいだがね。

石油資源無限説は、地球の地質的機構が石油を無限に産出すると言う説だね。しかし、どうも、石油は有限らしいのだね。そして、2005年あたりを境にして、世界の石油生産は減少に転じるとの予測が出ているのだね。これは、911陰謀説のFrom The Wilderness http://www.fromthewilderness.comが、7月から何度か報じている問題でもあるね。

石油が無限の資源だと言う一つの証拠は、中央アジア平原に眠る「カザフ原油」の存在だったろうね。その推定埋蔵量は、膨大な物だったのだね。数兆バレルという数字が、出た事もあるのだね。しかし、ここへ来て、その推定が間違いだった事が明らかになっているのだね。これには、アメリカのダブヤも、悪夢を見る思いだろう。

アメリカがアフガン戦争を仕掛け、引いては「911」陰謀を仕掛けた最大の理由は、このカザフ原油の争奪にあると言われているね。しかし、お目当てのカザフ原油は、推定埋蔵量も採掘可能量も、古い数字よりかなり少ないらしい。採掘可能量としては、せいぜい10億バレル規模だと言う驚愕すべき調査結果が出たらしいのでね。それは、From The Wildernessに詳しく出ている。これでは、最初からイラク侵攻に集中していた方が良かったと、ダブヤなどが考えていても無理は無いだろうね。

ライスは、シェブロン石油重役時代に、このカザフ油田の担当だったらしいね。もちろん、ダブヤやチェイニーなどアメリカ政府高官のほとんどが石油産業経験者であり、石油「専門家」だ。しかし、それら「専門家」どもが、カザフ油田の規模を余りに過大に評価していたというのが真相なのだね。これが暴露されれば、自分たちが丸で目利きのできない、無能なエリート集団だと、大衆に知られる事になるね。

報道自粛が公然の秘密となっているアフガン戦争でさえ、「戦争のプロ」と喧伝されてきた米軍「特殊」部隊で多数の被害が出ている事が漏れ伝わる。スペシャルな部隊と言いながら、一般の部隊と同じで士気の退廃を見せている問題も伝わる。また、帰還兵の家族殺し事件が続くと言う「不祥事」も発覚しているね。アフガン戦争は、アメリカ軍の「威信」を再び大きく動揺させたね。

もしここで、アメリカとその衛星諸国が確保したはずの巨大なカザフ油田が、実はイラク程度の油田地帯だったと暴露されたら、どうなるか。ダブヤだけでなく、アメリカと衛星諸国の政治屋や戦争狂どもの運命は、悲惨なものになるね。それゆえ、カザフ油田の調査結果は余りに重大で、アメリカ政府やダブヤにとって、これは触れられたくない事実でもある。ダブヤとしては、「イラク」や「ヒット部隊」を持ち出して、民衆の目を逸らしておきたい所だろうね。

どうやら、アメリカは、こうなった場合の事を考えていなかったようだね。これは、大きな計算違いだ。しかし、いまさらアメリカがイラクやOPECに土下座して、石油を確保する事もできない。土下座すればどうにかなるかと言えば、それも無駄だろうしね。アメリカにとって、残されたオプションは、多くない。

アメリカとその衛星諸国に残された選択肢は、イラク侵攻を強行してイラクの油田地帯を盗む程度の事だろうね。そして、イラクを、1972年の「石油国有化」以前のイラクに戻す事だね。つまり、アメリカとイギリスの石油資本だけに石油利権を独占させていた頃のイラク政府に戻す事だ。そのためなら、国際法など、何処へやらでね。クエートやカタールやトルコで、イラク侵攻の準備が進んでいるとしても、驚くには当らないと言う所以だね。

カザフスタン原油の採掘可能量が、この程度の規模でしかないからには、アメリカと衛星諸国がアフガン戦争に注ぎ込んだ戦争資金も大赤字になる。残念ながらと、言うべきかね。となれば、アメリカ経済とその衛星諸国の経済も、このまま低迷を続けることになるね。中央アジアもアフガニスタンも、パイプラインで潤う事は期待できそうに無い。これは、カルザイやザヒルシャーにとっても、計算違いだろうね。

今のアフガン戦争の情況からすると、アフガンにパイプラインを建設できるかどうかも疑問だ。となると、数万人と言うアフガンの民衆を死傷させた「文明諸国」とその傀儡政権が、アフガン民衆の怒りを買い崩壊する事が必至となる。すべてが裏目に出て、アメリカと衛星諸国は、戦争責任を問われかねない。「出戻りの王様」ザヒルシャーも、再びサウジに資金援助を頼み、イタリアあたりで亡命生活に戻るしかなくなるね。

これでは、ダブヤの恐ろしい行く末も見えて来るね。となればダブヤも、イラク侵攻でもやるかと、最後の賭けに出るのは自然な反応だね。侵略こそ、軍隊たる物の真の存在理由だからね。

しかし、イラク侵攻も、911と似た事件でも仕組まない限り、発動できない世界情況にある。また、イラク侵攻ができなければ、ダブヤ政権が世界石油資源を支配下に置く事は、不可能になる。つまり、アメリカとその衛星諸国にとって、これは「DEAD END」だね。追い詰められたダブヤとそのお友達が、イラク侵攻に踏み切るしかないと言う所以だね。その結果は、アメリカ政府の「優秀」な「調査」と情報を信じれば、アメリカと衛星諸国の圧勝になるらしいがね。

しかしどうやら、ブレジンスキーの描いた「グランドチェスボード」戦略は、完全に水泡に帰したと言えそうだね。ダブヤの世界戦争戦略は、その本を下敷きにしたらしいがね。もっとも、5年も前の著作を下敷きにする方が、どうかしている。ダブヤの自滅は、自業自得だと言う所以だね。

京都議定書からの一方的離脱を宣言したダブヤ政権が、こうも早々と「石油」に見捨てられるとは、夢想だにしなかっただろうね。彼らは、かのカザフ油田が、アメリカの世界支配を可能にしてくれると、信じていただろうしね。それは、日本の小泉なども、同じ事だろうね。

アメリカとその衛星諸国は、軍用燃料を守るべき世界資源戦争を仕掛けて、自ら破綻したと言えそうだね。しかも彼らは、破綻した場合の事は、考えていなかったようでね。となると、アフガン戦争と石油資源確保に失敗して、焦燥感に追い詰められたダブヤ政権が、「ヒット部隊」出動を指令しても不思議では無い。もっとも、それで資源問題が解決できる訳でもないから、それはアメリカ市民にたいする脅迫戦術だろうがね。政府を批判すると殺すぞと絶叫する、たとえば木村愛二の誹謗中傷と同じ程度の、只の脅迫戦術に過ぎ無い。

アメリカの絶対的な軍事力の支柱となるはずだった「巨大カザフ油田地帯」は、あえなく夢と消えた。となると、今更世界の何処に侵攻しようとも、アメリカが永久に石油資源を確保する事はでき無いだろうね。事実上、あと数年で、世界的な石油資源の枯渇が始まるらしいからね。既に、そのピークは2004年から2006年に迫っていると言うね。

石油資源の枯渇予測は、アメリカとその衛星諸国の軍事的優位も、また経済的優位も、根こそぎ破綻させね。それは、能力不足のエリートたちが、「文明」を自己解体する事でもあるがね。代替資源の研究を怠っていたため、アメリカや日本などがひけらかす、珍妙な浪費と飽食の「文明」も、水泡に帰する事になるね。ついでに、誹謗中傷癖の自称「ジャーナリスト」などが、インターネットを利用して金儲けをする事も、不可能になる。電力供給が、破綻するからだね。電気がなければ、テレビも印刷メディアも無くなるがね。

奢れる者も久しからずとは、この事だ。石油資源の最終的な枯渇は、2030年頃ではないかと言うから、「文明諸国の生活様式」とやらも、あと一世代で崩壊する事になりそうだね。代替資源の研究を怠っていればね。

代替資源研究とは、バイオマス、再生可能エネルギーの生産の研究だね。そのどれもが、アメリカや日本の政府が後回しにしている物だ。日本では、今も、エリート集団であるはずの官僚や電力会社が、火力発電や石油依存型の原子力発電に依存できると「考えて」いるらしいがね。核分裂の原子力発電を廃棄しようとするドイツ人が、日本人の技術水準を馬鹿にするのも故無しとしないね。

「文明」を守ると称する大義名分の下で、資源研究でなく資源戦争のオプションを選んだのは、ダブヤや小泉などの政治屋であり戦争狂どもだったね。そして、彼らは、無差別殺戮を繰り返してきた。その驕慢のつけは、彼らが払わねばならない。

つけを払わされるのが、その後の世代だと言うのでは、不公平な話だね。石油資源が枯渇し、エネルギーも物資も枯渇した後には、想像を絶する食糧不足と、乏しい食糧を奪い合う原始的な「戦争」の時代が来るだろうと言うね。戦争と言っても、食糧や僅かの農地を奪い合うだけの、原始人同士の殺し合いと言う意味だがね。

アメリカと衛星諸国のように、石油争奪戦争にうつつを抜かしていれば、文明その物が崩壊するのは間違いが無いようだね。その後は、文字通りの「弱肉強食」の原始時代がやって来る。我々の子孫も、原始人に逆戻りする事になる。世界各地の大都市も無用の長物となり、古代遺跡と同じく廃墟となり、打ち捨てられる運命になるね。ダブヤや小泉のような、死んだ魚の目をしている戦争狂どもを退陣に追いやる事だけが、人類の「文明」を守る道だと言う所以だね。

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