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イラクのサブリ外相は14日夜、共同通信と単独会見し、米国がイラク攻撃に踏み切った場合、自国内の基地を使わせないと明言しているサウジアラビアを高く評価、同国と再び外交関係を結ぶ考えを示した。湾岸戦争で断交したサウジとの国交回復の意向をイラク閣僚が言明したのは初めて。
サウジ側がどう対応するかは不透明だが、聖地メッカを抱えるイスラム大国サウジとの関係修復は、アラブ、イスラム諸国での、イラク攻撃反対の世論を高める狙いがある。
サブリ外相はサウジについて「アブドラ皇太子や他の当局者が示している姿勢をイラクは評価している」などと述べ「関係を以前のように復活させる用意がある」と明言した。
サウジは湾岸戦争で多国籍軍の対イラク出撃拠点となったため、イラク側から断交したが、3月のアラブ首脳会議以来、経済を中心に関係改善が進んでいる。
(バグダッド共同)
[毎日新聞8月16日] ( 2002-08-16-00:37 )