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(回答先: Re: 面白いじゃないですか 投稿者 ぶらり派 日時 2002 年 8 月 12 日 21:41:52)
目のつけ所は面白い点もあるとは思いますが、
評論家、編集者という文筆を生業とする人としては問題がありすぎると思うんですよね。
例えば、アレルギーのことについてですが、花粉症についてこの人が書いたものを読むと、読み手側にとっては彼と類似の問題を提起する人は彼に対する印象がバイアスとなって、「あの人と同じような人なのか」という先入観を与えられるわけです。
つまり、アレルギー問題の本質を隠したい人にとっては彼は非常に好都合な存在となるわけです。「普通の人」にその問題を語る人に対して嫌悪感を持たせる事ができるわけですから。(少なくとも私は嫌悪感を持ちました。薬の副作用についての添付文書の記載を具体的にどういうことを指すのか調べもしないで針小棒大に騒ぎ立て、揚げ句の果てには陰謀呼ばわりしているんですから。普通は呆れるか、嫌悪感を持ちます。)彼の「評論」については大体同じような傾向が見られます。
過去に「連合赤軍」や「過激派」が一般の左翼系の団体に与えたのと同じようなダメージを与えることが出来るわけです。「普通の人」に彼と同列視させることで、そういう人達を支持することが胡散臭い、反社会的な事だと感じさせるというダメージですね。
彼のHPを見るとずいぶん分別あるお年のようですから、「若気の至り」と言うわけでも無いようです。
計算してああいう内容や、表現の仕方をしているのなら、本人の弁とは裏腹に、「あちら側」(変な表現ですが)の人間なのかも知れません。(結果的にはそうなっていると思います。)彼の語るテーマについて、彼の書く物を見て普通の人(あなたの様に冷静に分析出来る人ではなくて、問題意識の無い普通の人です)がどう感じるか想像してみて下さい。
ネガティブな印象を与える事は間違いないと思います。
それが同じテーマについて語る他の人達に与えるマイナスは大きいと思います。それが「難がある」と言うことなんでしょうね。