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08/13 17:29 上海で大規模な防空演習 台湾有事を想定、備え訴え 外信55
【上海13日共同】中国最大の経済都市、上海市の中心部の長寧
区で十三日、レーダーで探知しにくいステルス機による空襲を想定
した防空演習が軍や武装警察、消防など約千六百人が参加して実施
された。
三年連続の防空演習だが、市中心部では初めてで、規模も最大。
台湾の陳水扁総統が中国と台湾は「一辺一国(別々の国)」と発言
し緊張している中台関係を背景に、人心引き締めを図る狙いがある
とみられる。
演習に参加した南京軍区の梁光烈司令官は「台湾独立は戦争を意
味する」と述べ、台湾をめぐる戦闘が起きた際への備えを訴えた。
十三日は旧日本軍による第二次上海事変が起きた日にも当たる。
演習は「ある大国」のステルス機がラジオ局やガスタンクなどを
爆撃したと想定。空襲警報が鳴り響いた後、模擬爆弾が爆発、録音
による対空射撃音がとどろく中、「火災」になったビルから飛び降
りる住民を救助する訓練などが行われた。
演習後、有事の際の対台湾戦を担当する梁司令官は演説で「陳水
扁は台湾独立をもくろむ真の顔を暴露した」と非難。「上海は重要
防衛対象」と述べ、ハイテク戦争への備えを呼び掛けた。
長寧区には日本など十三の外国領事館があり、上海市では外国人
居住者が最も集中しているほか、台湾籍や香港籍の住民も多い。
(了) 020813 1728
[2002-08-13-17:29]