現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
防衛庁発注のデータ交換網の設計資料が外部流出していた問題で、富士通から恐喝未遂罪で告訴された30代後半の元自衛官の男性スタッフが、連続してテレビなどマスコミに登場している。「富士通の危機管理を知らせたかった。金銭目的ではない」などと盛んに訴えているが、果たしてその真相やいかに?
この男性は、富士通の孫請けとして業務にかかわり、現在はフリーのシステムエンジニア。昨年8月ごろから富士通の4次請けの作業員として、川崎市にある富士通の工場などに勤務していたという。
男性は、「働いていた富士通の現場には数え切れないほどのエンジニアがいて、だれでも簡単にデータを持ち出せる環境にあった」として、「名前を登録されていない作業員が多数出入りし、自分も本名ではなく、割り当てられた名前を使っていた。プログラムのCDもそこかしこに転がっており、誰でも使えた」などと説明。
作業上、自分のパソコンに取り込む必要のあったデータをそのまま保存。今年6月末、職探しの際に知り合った都内の内装工事会社会長(57)に相談。再会時にデータ類の一部を手渡ししたという。
この男性は、「富士通のずさんな管理に強い危機感があった。第三国にデータを売ってお金にしたいなどと思ったことはない」などと、恐喝の意思を強く否定している。ただ、防衛庁に流出の事実を伝えた形跡はこれまでなく、真の目的などについては依然不透明なままだ。
富士通は男性ら3人を恐喝未遂罪で告訴。これを受けた神奈川県警捜査一課と中原署が捜査をしている。