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08/01 00:32 アルカイダが殺害命令 標的はカルザイ氏と容疑者 外信156
【カブール31日共同】カブール市内で二十九日に起きた爆弾テ
ロ未遂事件で、治安当局に拘束された容疑者の男が「テロ組織アル
カイダにカルザイ大統領を殺害するよう命じられた」と供述してい
ることが三十一日分かった。
アフガニスタン治安警察のサレ情報担当局長が共同通信に明らか
にした。
サレ局長は「容疑者は間違いなくアルカイダのメンバーで、組織
に命令されてカルザイ大統領暗殺を企てようとした」と述べた。
米中枢同時テロを引き起こしたウサマ・ビンラディン氏のテロ組
織アルカイダが、アフガン移行政権のトップであるカルザイ大統領
の暗殺を狙っていたことが判明したのは初めて。
カブールでは七月初め、カディル副大統領が暗殺されたばかり。
容疑者は「カルザイ大統領を殺害するか、失敗した場合にはカブ
ールで外国人を殺害するよう命令されていた」などと供述。容疑者
の国籍は不明だが、同局長は事件がパキスタンで計画されたことを
示唆した。
容疑者の男は、カブール市内の米大使館や国際治安支援部隊(I
SAF)本部近くで捕まった。自動車には四百キロを超える強力爆
弾が積まれており、人込みで爆発が起きれば六百―七百人が死亡す
る恐れがあったとみられる。
ISAF報道官は三十一日、「事件が起きる約一週間前に事前情
報を入手していた」と述べた。カルザイ大統領は同時期の七月中旬
、米軍部隊が大統領を警護することで米国と合意した。
(了) 020801 0031
[2002-08-01-00:32]