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イスラム過激派ハマスの武装部門指導者シャハダ氏がイスラエル軍の空爆で殺害される直前の22日夜、パレスチナ自治政府とハマス指導部は自爆テロ放棄の共同声明を出すことでほぼ合意していた。自治政府筋が23日、明らかにした。話し合いは2週間前に始まっていたが、空爆によって合意はご破算になるのは確実だ。
自治政府筋によると、22日午後8時過ぎ、ガザでシャース国際協力相とハマス政治部門のザハル氏やアブシャナブ氏ら4人の指導者が会談した。シャース氏は7月上旬からアラファト議長の指示を受けて、ザハル氏らと対イスラエル自爆テロ放棄の話し合いを続けてきた。この日の会談は約15分で終わり、シャース氏は「あとは共同宣言の草案を待つばかりだ」と上機嫌だったという。
約3時間後にイスラエル軍のF16戦闘機がシャハダ氏宅を攻撃したとの情報が伝わり、シャース氏は側近に「タイミングが最悪だ。イスラエルは我々の合意をつぶそうとしているのではないか」と語ったという。同氏は23日に中東和平を仲介するサウジアラビアへ出発した。空爆前までは、自治政府とハマスとの話し合いの進展も報告する予定だったという。
(06:30)