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(回答先: Re: “ネオコン”は国家社会主義=ファシズムの世界規模拡張版 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 7 月 18 日 15:05:54)
>保守派の皮をかぶったグローバリスト社会主義者=ネオコンについてはこの本を読ん
>でからコメントを乞う。
>因みにロックフェラーもネオコン。
ネオコンの詳細については、そのような手順を踏むことにしましょう。
>要するにソ連赤軍ではなくアメリカ軍を使った世界革命論なんですよ、ネオコンは。
>一国革命論ではなくてね。
一国革命論もそうですが、世界革命論と言われても、革命で実現する内容はいろいろあります。
もう少し具体的な内容を補足説明してもらえば幸いです。
>彼等の目指す世界の価値観が「アメリカ生まれ」のものである以上、将来日本が世界
>統一政府の一自治区になろうが、アメリカ合衆国の自治州になろうが、たいした違い
>があるとも思えませんね。私には。
FP国家親衛隊保安本部殿にはたいした違いはないかもしれませんが、中国・ロシア・北朝鮮などある数の国家にとって、“世界統一政府の一自治区”的な位置づけなのか、“アメリカ合衆国の自治州”的な位置づけなのかは、乗れる政策=土俵か認められない政策=土俵かを判断する上で重要な問題になるでしょう。
ネオコンが、愚かにも、諸国家を“アメリカ合衆国の自治州”的なかたちで支配したいと考えているなら幸いです。そのような目的は、日本に対しては可能かも知れませんが、イスラム世界のみならずいくつかの国に対しては実現できませんからね。
「アメリカ生まれ」の価値観をベースにした“世界統一政府の一自治区”的な位置づけであっても、それを受け入れることがないと推測できるのは、中国や北朝鮮ではなく、一部のイスラム国家や敬虔なムスリムです。
>SDIに代表される軍拡競争と封じ込め外交を使って悪の帝国ソビエト連邦を崩壊さ
>せた連中のやりくちは全くかわっていませんよ。
これについては同意で、これまでと変わっていないと思っています。
しかし、ソ連圏経済体制で米国と軍拡競争したソ連と違って、現状の中国であれば、公共事業と同じで、米国との軍拡競争はほどほどであれば内需拡大に貢献します。
デフレと失業者で苦しんでいる「一国共産主義」ですから、大義名分のもと増税を行って軍事関連に通貨をばらまくことは利益に適います。
逆に、現状の米国であれば、自らが仕掛けた軍拡競争が自国経済の命取りになる可能性があります。
毎年4,000億ドル(約45兆円)にものぼるドルの還流を維持できるか、不足分を増税で国内から調達できなければ、対外利払いデフォルトでもしない限り、国民経済がじり貧になっていきます。(対外利払いデフォルトで、2,000億ドル(約23兆円)ほどの余裕が生まれます)
中国を追い込む手段は経済的封じ込めがもっとも有効ですが、米国の利害も大きく関わっているので、果たしてそれが可能かどうか疑問です、
新秩序の追求が、経済的な目的ではなく、理念的な目的であれば、それを無視して実行できると思いますが...。