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【カイロ16日=平野真一】
イラクのフセイン大統領は、16日付カタール紙アッシャルクなどアラブ数紙に掲載されたインタビューで、米国による同政権打倒政策を「標的にされているのはすべてのアラブ国家だ」と述べ、アラブ世界に団結して抵抗するよう呼びかけた。
インタビューは今月初め、カタール大政治学教授で同国アッラヤ紙元編集長のムハンマド・アル・ミスフィル氏によって行われた。大統領が外国紙との会見に応じるのは極めて異例で、強い危機感を反映したものと受け止められている。
フセイン大統領はこの中で、「シオニスト(イスラエル)と米国の侵略は、アラブ世界に対するもので、パレスチナとイラクに代表されている」と強調。アラブが団結しないため弱体化している、と団結を求めた。