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(回答先: 米軍の対イラク攻撃、ヨルダンを部隊集結地とする計画=米紙 投稿者 日時 2002 年 7 月 11 日 09:20:11)
07/11 17:50 電撃侵攻のシナリオも 米軍、1週間で準備可 外信51
共同
イラク攻撃で米政府が練っている作戦の一つに、米軍展開がイラ
ク側に察知されてからわずか一週間で五万人の米兵がイラクに侵攻
する電撃攻撃のシナリオがある。AP通信が十日、軍事専門家の見
方として伝えた。
電撃攻撃はイラク軍に応戦準備の時間を与えないという大きなメ
リットの半面、戦力が不十分で肝心のフセイン政権打倒を達成でき
ないまま、多数の米軍部隊の増派が必要となる可能性もある。
米軍侵攻では兵力二十万―二十五万人を動員した大規模作戦で首
都を攻略、政権転覆というシナリオが想定され、そのために部隊派
遣など準備に半年近くかかるといわれる。その間、イラク側は防戦
体制を強化できる。
電撃作戦では通常の駐留兵力としてクウェートに展開する一万五
千人に加え、空輸と海上輸送で三万五千―四万人を急派。輸送艦や
空母がペルシャ湾のホルムズ海峡を通過する際、イラク側に察知さ
れるが、一週間後にはクウェートとイラクの国境に五万人以上が展
開できる。
そしてインド洋のディエゴガルシアやトルコ、カタールの基地、
あるいは空母から飛来する爆撃機などの空爆と同時に侵攻を開始す
る。
反米感情が高まるサウジアラビアのプリンス・スルタン空軍基地
や、イラクに同情的なヨルダンの基地を使わずに攻撃できる利点が
ある。米軍はプリンス・スルタン空軍基地の中枢機能をカタールの
首都ドーハの南約三十キロにあるウデイド空軍基地に移し始めた。
米軍の最大の懸念はイラクの生物・化学(BC)兵器使用だ。電
撃作戦で不意打ちを受けたイラクが生物・化学兵器の使用に踏み切
る恐れがある。
ルービン前国務省報道官は「(フセイン大統領は)湾岸戦争の際
はBC兵器を使用すれば米軍に殺されると考えたから控えたが、今
度は政権転覆にやってくる米軍に抵抗しBC兵器を使うのは確実」
と語っている。
(了) 020711 1749
[2002-07-11-17:50]
07/11 17:48 米軍の主な出撃拠点 外信57
イラク攻撃で米軍が使用する可能性が高い基地、出撃拠点は次の
通り。
▽クウェート
キャンプ・ドーハ(現在、陸軍約1万―1万5千人が演習中。戦
車、装甲兵員輸送車、対空ミサイルなども配備)
アハメド・アルジャベール空軍基地
▽バーレーン
マナマの第5艦隊司令部(4千2百人、空母少なくとも1隻を常
に配備)
▽オマーン
シーブ、マシーラなど3空軍基地
▽サウジアラビア
プリンス・スルタン空軍基地(約4千人)
▽カタール
ウデイド空軍基地(4千5百メートルの大型機用滑走路)
▽トルコ
インジルリク空軍基地
▽インド洋
ディエゴガルシア島(英領)空軍基地
(ワシントン共同)
(了) 020711 1747
[2002-07-11-17:48]