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07/10 15:23 24億円のエックス線装置 イスラエルの空港が導入 外信50
共同
世界一厳重なテロ防止体制をとる国営エルアル・イスラエル航空
の本拠地、テルアビブ郊外のベングリオン国際空港はこのほど、チ
ェックイン前の荷物検査の精度を高めるため、一台二千万ドル(約
二十四億円)のエックス線検査装置を導入した。
装置は高さ約二メートル、長さ約三メートルと大型で、一日から
使用開始。これを通せばスーツケース内の危険物はほぼ把握できる
とされる。
同空港では、数十分から長い場合は二時間以上かけ荷物検査や乗
客への尋問を行っていたが、新装置導入で「時間が短縮でき、サー
ビス向上に役立つ」(空港広報官)としている。
一九七二年に同空港(当時の名称はロッド空港)で、パレスチナ
解放人民戦線に支援された日本赤軍の岡本公三容疑者らが銃乱射な
どで二十四人を殺害したこともあり、厳しい搭乗者審査で有名だっ
た。
イスラエルでの行動の詳細や搭乗目的を複数の係官に何度も聞か
れたり、人によっては別室で服を脱ぐよう求められたりしたが、新
装置導入後は、旅行目的や他人から預かった荷物の有無を簡単に尋
ねる程度になった。
しかし四日、ロサンゼルス国際空港の同航空チェックインカウン
ターで銃撃事件が発生。このためベングリオン空港では、新装置を
通した後もバッグを開けさせ、中を小型金属探知機で調べるなど厳
重な荷物検査を行い、銃などの発見に全力を挙げている。(テルア
ビブ共同)
(了) 020710 1522
[2002-07-10-15:23]