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(回答先: 貴重なレスありがとうございます 投稿者 楽観派 日時 2002 年 7 月 09 日 22:53:57)
イスラエルの核開発についてはこの本が秀逸でしょう。
サムソン・オプション
[原書名:THE SAMSON OPTION〈Hersh, Seymour M.〉 ]
ISBN:4163461205
385,19p 19cm(B6
文芸春秋 (1992-02-01出版)
・ハーシュ,セイモア・M.【著】〈Hersh,Seymour M.〉・山岡 洋一【訳】
[B6 判] NDC分類:392.285 販売価:\1,748(税別)
イスラエルの核武装は、まさにサムソンの選択(オプション)である。近隣アラブ諸国をたおすための核武装は、すなわち自国をも滅ぼす。それを知りつつ核化に突き進まざるをえないジレンマでもあるのだ。イスラエルの核武装をめぐる欺瞞の構造をあばく。
秘密協定
科学者
フレンチ・コネクション
最初の兆候
内部の戦い
公表
二重の忠誠心
大統領をめぐる闘い
圧力は続く
サムソン・オプション
芝居の筋書き
大使
決定
大統領の贈り物
トンネル
戦争への前奏曲
核の脅迫
無実の罪
カーターの不安
核実験
核スパイ
秘密工作員
★因みにサムソンとは旧約聖書の師士記に出てくるイスラエルの英雄で、敵のペリシテ人に捕えられたサムソンは、ダゴンの神殿でなぶりものにされるが、神殿の柱を押し倒して神殿を崩壊させ、ペリシテ人ともども自爆した。つまり、イスラエルが滅びる時には世界も共に滅びるべきである(イスラエル人が存在しない世界には存続する価値がない)から、死なばもろとも周辺国をいっぺんに吹き飛ばしてしまえ、という軍事ドクトリンを指す。