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NAA 5150 : 2002/07/08 月曜日 14:49
政府は8日、鹿児島県奄美大島沖で沈没した北朝鮮工作船と見ら
れる不審船が携帯式ロケット砲や赤外線探知型の自動追尾式地対空
ミサイルなどの高性能装備品を搭載していたことを受けて、対不審
船作戦計画を見直す方針を固めた。具体的には、〈1〉海上自衛隊
、海上保安庁の艦艇などの装備を強化する〈2〉不審船が抵抗をや
めるまで、一定の距離を確保しながら対処する――などが柱で、今
後、防衛庁と海保の実務者協議などで内容を調整する。
不審船対策では、1999年の能登半島沖での領海侵犯事件を機
に作成した防衛、海上保安の両庁の共同対処マニュアルについて、
昨年12月の事件を受けて、両庁の連携を強化する方向で改定を進
めている。
艦艇の運用などの具体的な手順に関する作戦計画の見直しは、初
動や連絡体制の大枠を定めたマニュアルの改定に合わせて行われる
。
装備面で防衛庁は、現在の12・7ミリ機関銃に加え、不審船な
ど小型船を対象とする20ミリ機関砲(バルカン砲)の購入費を2
003年度予算案で要求し、イージス艦など護衛艦に配備する方向
で調整している。また、今年度に開始した、アルミ片により敵レー
ダーをかく乱する自機防御装置(チャフ)の対潜哨戒機P3Cへの
配備を今後、急ぐ考えだ。
運用面では、防衛庁は昨年、海上自衛隊に新設した特別警備隊が
小型船舶で不審船に接舷し、乗り込んで敵を制圧する計画を策定し
た。しかし、昨年末の事件では、海保の巡視船が不審船を追跡、船
体射撃により停船した不審船に接舷しようとしたが、その際に敵の
自動小銃による乱射で職員3人が負傷した。
このため、機関砲などで不審船を停船させた後、離れた位置から
相手が抵抗しないことを確認したうえで接舷する方策を確保するこ
とが重要となる。
チャフより赤外線フレアーを装備すべきでは?Ddog談