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日銀が8日朝発表した6月のマネーサプライ(通貨供給量)速報によると、定期性預金の残高(月中平均)は前年同月比13.9%減となった。昨年11月以来8カ月連続で過去最大の落ち込み幅を更新している。一方で普通預金を中心とする要求払い預金は37.8%増加した。低金利で定期預金の魅力が薄れているうえ、ペイオフ(定期預金などの払戻保証額を元本1000万円とその利息までとする措置)解禁の影響もあり資金移動が続いているようだ。
定期性預金は4月に12.8%減と初の2ケタ減となり、5月にも13.5%減と拡大した。6月に入って下げ幅拡大のペースは若干鈍ったが、まだ下げ止まってはいない。4月に保護措置がなくなったCD(譲渡性預金)も26.8%減で、下げ幅は縮小したがなお落ち込みが続いている。