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日銀が8日発表した6月の国内卸売物価指数(1995年平均=100)は94.4となり、前年同月比1.0%下落した。前年割れは21カ月連続だが、下落幅は前月に比べて0.2ポイント縮小した。電気機器などの下落が続く半面、石油製品や非鉄金属などの上昇が目立った。前月比でみると4カ月連続で横ばいとなり、物価下落に歯止めがかかってきた。
品目別の動きを前月比でみると、鉄鋼の0.4%上昇が目立った。建築用の薄板などでメーカーの減産が影響した。化学製品も0.3%上昇。アジアの市況改善を背景に、包装材などに使うポリスチレンなどの国内価格が持ち直した。
半面、電気機器は0.3%の下落となった。パソコンの最終需要が鈍く、集積回路の価格が下落、電子機器用コンデンサーも値下がりした。