現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
『世界石油戦争』広瀬隆著には以下のような一節があるように、広瀬氏はウサマ・ビンラディンが911事件の主犯だとは考えていないように見受けられます。
僕はビルダーバーグ氏の最初の書き込みで、広瀬氏は911事件の陰謀説をとっていないという指摘から、ウサマ・ビンラディが事件の主犯であるというものも広瀬氏が受け入れていると思ってしまいました。
ともあれ、このことを前提に広瀬氏のウサマ・ビンラデイン評は考える必要があるかと思います。
最後に、この著書は非常に示唆にとんでいます。多くの人が是非一読されることを望みます。
-------------------------------------------------
これら石油哨発物語のストーリーを緻密に描いたベーカー当人は、アメリカの巨大軍事投資グループにのしあがったカーライル・グループの共同経営者であった。大統領の父ブッシュ元大統領を上級顧問としてカーライルに迎え、二〇〇一年五月には、湾岸戦争で手を組んだ当時のイギリス首相ジョン・メージャーをカーライル・ヨーロッパの会長ポストに就任させ、同時にヒューストンのベーカー研究所の顧問として厚遇した。さらに二〇〇二年の年明けには、経営破綻した日本のダイエーに目をつけ、現金輸送を扱うダイエーの警備輸送部門を買収した。九四年に、このカーライル・グループに二〇〇万ドルを投資したのが、ほかならぬサウジアラビアの大手建設会社ビンラディン・グループであった。
世界貿易センタービル破壊の犯人とされたウサマ・ビンラディンの兄、サレム・ビンラディンが八八年に飛行機事故で謎の死を遂げたのはテキサスである。しかもサレムは、息子ブッシュの石油掘削会社アルブスト・エネルギーに七万ドルを投資していた。アルブストとは、ブッシュ(藪)を意味するスペイン語で、同社はテキサス州ミッドランドにあった。
-----------------------------------------------