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昨日朝NHK衛星1で放送された「ABCワールドニュース」が、アフガニスタンで起きた結婚式誤爆事件の続報を伝えた。
● B52ではなく、AC−130による空爆
精密爆弾によるピンポイント爆撃を行っていたB52が、標的を逸らしたか、対空砲火に対応した爆撃という報道もされたが、結婚式の祝砲を対空砲火と勘違いした米軍がAC−130に攻撃させたものという。
ABCは、AC−130は、砲撃を受けて逃げまどう人々を銃撃し、死者40名以上・負傷者100名以上を出したと報じた。
● 暫定政権アブドラ外相も攻撃を非難
今回の誤爆事件では、アブドラ外相も強い言葉で米軍を非難し、真相究明を求めている。
● アフガニスタン市民のインタビュー
カブール市民にインタビューを行い、米国のやり方は間違っているという言葉まで報じた。
● 誤爆でこれまで最大2,000名が死亡
ABCは、これまで、誤爆で死亡したアフガニスタン人が最大で2000名に上ると報じた。
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★ 誰が本当の味方かわからないまま作戦行動を続け、ぽろぽろと死者を出している米軍は、「ベトナム戦争」と同じで、すべてのアフガニスタン人が敵に見える心理状態に陥っていると思われる。
悪意をもって言えば、何かきっかけがあれば、アフガニスタン人を殺戮するのは構わないと考えているだろう。
米国は、戦略的に勝利できない戦争をずるずると続けることになる。
「イラク攻撃」に名を借りた“中東支配戦争”に至るまでの道のりは遠いようだ。
アフガニスタンで決着をつけられいまま、より本格的な戦線を開くことは無理だと思われる。
アフガニスタンで米国が不利という戦況報道がされたら、ムスリムの“義勇軍”は一気に増大するだろう。(各地で反米・反シオニスト闘争も盛り上がる)
ブッシュ政権が中東に手出ししない状況を続けることは、アフガニスタンの戦況が思わしくないことの明白な証拠でもある。
まともな戦況報道がない状況では、そういう視点も重要である。