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(回答先: Re: 僕ならエシェロンの裏をこうかく 投稿者 クーネル男爵 日時 2002 年 7 月 02 日 01:04:37)
暗号による連絡を必要とするような極秘作戦に関しては、誰かが逮捕され、拷問されても暴露されないように、できるだけ簡潔にし、文書は残さず、盗聴や信号検索などに引っかからないようにするのが、当然。以下、わが電網宝庫発表より、ナチス「ユダヤ人大量虐殺指令」が暗号だったと言う説への反論。
拙訳『偽イスラエル政治神話』(p.157-158)
[中略]秘密の暗号の言葉を使ったのだという仮説は成立しない[原注1]。なぜならば、他のナチの犯罪に関しては、明瞭な記録が残存しているからである。たとえば、安楽死、イギリスの工作隊の死刑、アメリカの空軍兵士へのリンチ、スターリングラードを占領した場合の住民の男すべての絶滅などの命令であるが、《これらの犯罪に関する記録は、すべて残存している。それなのに、この事件に関してだけは、まったく何も残存していない。原本もない。写しもない》(同前)。さらに付け加えると、これだけ大規模な行動を実施するための指令も残存しておらず、必要な特殊部隊が設置された痕跡もないのである。
原注1:この種の暗号の実物は、何を何で表現しても構わないものである。フランスがナチス・ドイツの占領下にあった時代に、レジスタンス運動がロンドン向けに発した暗号による連絡は、たとえば、《マルガリートとのデートを忘れないでね》といったようなもので、これが、《某地点の橋を爆撃せよ》という指示だった。[後略]
ロンドンからの暗号による決行の指令は、事前に曲目を知らせておいて、BBCが流した。