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(回答先: 「アラファト議長追放策動」の意味 投稿者 あっしら 日時 2002 年 7 月 01 日 21:25:26)
専門的な議論とは言え、「議論・雑談1」の、あっしら【国債問題への定量的アプローチ】連続記事は興味深いね。特に、デフォルト問題や、今のアメリカで最大級企業群が連続破綻している情況がね。最近の「ドル売り」も、さらに中期的にドル安が進むという観測などもあるようだね。
日本とEUとアメリカとを巻き込む、世界経済の地殻変動が起きているのか否かは、戦争に直結する大問題だね。戦争開始前から、既にアメリカの失業者増加が始まっていたとは言え、戦争予算の増額と歩調を合わせる様に連続破綻劇が見られるようでね。これが、ダブヤの野心満々な戦争予算の無理から構造的に発生している信用危機の類なのか、それとも一過性の倒産劇なのか、問題だろうね。
今後、アメリカ経済問題が、世界戦争の帰趨を決定する可能性もあるね。ベトナム戦争も同じだが、経済が破綻すれば、戦争の資金も作れない。そうなると、ブレジンスキーが5年も前に描いた「グランドチェスボード」世界戦争戦略は破綻するのだね。
経済の破綻した軍事大国は、燃料の切れた大型車のような物だ。WWには、アメリカの経済問題をそこまで掘り下げる分析能力は無いね。しかし、あっしらなど経済に造詣の深い参加者には、この世界戦争を支える「文明諸国」経済の陥っている問題に関しても、今後またここで分析を教示してほしいものだね。