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07/01 06:53 昨年末の健在示す書簡 ビンラディン氏と米誌 外信09
【ニューヨーク30日共同】一日発売の米誌タイムは、米中枢同
時テロの黒幕とされるウサマ・ビンラディン氏が米軍によるアフガ
ニスタン東部の潜伏基地爆撃でも生き残り、少なくとも同年末まで
生存していた証拠があると報じた。フランス情報機関の文書を見た
関係筋が同誌に明らかにした。
同誌によると、今年三月にパキスタンでテロ組織アルカイダのナ
ンバー3、アブ・ズベイダ幹部が逮捕された際に押収された文書の
中に、同幹部にあてたビンラディン氏の署名入りの手書き書簡があ
った。
書簡は同氏が十二月下旬には健在であったことを示し、自分とナ
ンバー2のザワヒリ幹部に万一のことがあっても、対米戦争を続け
るよう指示していたという。
米軍は昨年十二月上旬、アルカイダの潜伏基地とされたアフガニ
スタンのトラボラ地区を空爆したが、ビンラディン氏らの生死は確
認されていなかった。
フランス大統領府に近いテロ対策専門家ロラン・ジャカール氏が
同誌に語ったところでは、押収文書にはタンカーや観光船に対する
攻撃計画も含まれ、ズベイダ氏が逮捕されたファイサラバードにビ
ンラディン氏の息子サード氏もいたが、逃走したことも判明した。
ビンラディン氏の健康状態について同誌は、専門家らは同氏の写
真などから、かねて言われていた腎臓病に加えて骨粗しょう症にか
かっていると推測していると同誌は伝えた。
(了) 020701 0652
[2002-07-01-06:53]