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豪州、米次世代戦闘攻撃機の開発に参加表明
2002.06.27
Web posted at: 20:08 JST
- CNN
キャンベラ(CNN) オーストラリアのヒル国防相は27日、米国の次世代攻撃戦闘機F35型機の開発計画に参加、総額1億7000万ドルの資金を拠出する方針を明らかにした。参加は今後10年間を対象にしたもので、世界最新鋭の戦闘機開発に参加することの技術的恩恵も期待出来るとしている。
また、同機を調達するかどうかの決定は2006年に下すとも指摘。導入が決まった場合の第1号機は2012年に到着するとの見通しも述べた。F35型機の総開発費は2000億ドルとされ、価格は1機4000万ドルと見積もられている。
豪州空軍の主力機は、米国製のF/A18型戦闘攻撃機とF111型爆撃機となっているが、老朽化が進み、計100機に及ぶ更新が必要とされている。
米空軍、海軍、海兵隊が共通配備するF35型機は、レーダー探知を避けるステルス性を持ち、米軍需メーカーのロッキード・マーチン社が開発製作を担っている。第1号機の完成は2008年までに予想されている。開発には、英国、カナダなど6カ国が参加を表明、トルコ、シンガポール、イスラエルも追随する見通しとなっている。