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【ベルリン22日共同】
二十二日付のドイツ紙ウェルトは西側情報筋の話として、エジプトが中国や朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の協力を受け、核兵器の開発を計画していると報じた。
同紙によると、エジプトは核保有国とされるイスラエルとの「軍事力均衡」を保つ必要から、(1)シナイ半島でのウラン採掘(2)採掘したウランの濃縮(3)弾道ミサイルの獲得―を目指しており、ミサイルには核兵器のほか生物、化学兵器の搭載も検討しているという。
ミサイルは北朝鮮製のノドン(射程約千三百キロ)の購入を検討しており、西側情報筋はその根拠として、エジプトが最近、北朝鮮やウクライナなどでミサイル運搬用に使われている特殊な車両を購入したことを挙げているという。
また、エジプトのムバラク大統領が今年一月に中国を訪問した際に締結した両国間の「原子力平和利用協定」に基づき、中国がウラン採掘や原爆の材料となる六フッ化ウランの製造でエジプトに技術協力しているという。
同紙によると、エジプトは米国がイラク攻撃に踏み切った場合、兵器拡散に対する米国の監視の目が緩むとみており、このタイミングを利用してミサイルを購入する可能性がある。