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[カラカス(ベネズエラ) 21日 ロイター] ベネズエラのチャベス大統領は、空からの大統領に対する攻撃に備えるため、政府が首都カラカスに対空砲を設置したことを明らかにした。
同大統領は、カリブ地域から大統領宮殿へ攻撃が計画されている可能性もあるとしているが、具体的に誰からの攻撃を想定したものかは言及しなかった。
ただ、4月に発生したクーデターの容疑者から得た情報に基く措置だとしている。
60人以上の死者を出した同クーデターで一時的に政権を追われたチャベス大統領は、その後国軍の支援で現職に復帰したが、同国内では新たなクーデターを懸念する声が広まっている。
同大統領は、政府の対応力が高いためベネズエラでのクーデターは成功しないとし、「1度驚かされたが、2度目はない」と明言した。(ロイター)
[6月22日15時37分更新]