現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
【イスラマバード15日共同】
パキスタン治安当局は15日、カラチの米国総領事館前で起きた自爆テロとみられる事件で、犯行声明を出した「アルカヌン」を名乗る犯行グループの割り出しを急ぐとともに、対テロ作戦を進める米、英など主要国の外交公館や関連施設の警備を強化した。イスラム過激派とみられるアルカヌンについての情報はなく、テロ組織アルカイダの新たな下部組織か、アフガニスタンを脱出した同メンバーらが名前だけを使った犯行との見方も浮上している。
情報筋によると、事件を受けて、米連邦捜査局(FBI)の特別チームが同日、カラチに到着。アルカイダ追跡のため、既に展開しているFBI要員と合流、パキスタン治安当局の支援を得て共同捜査に入る。
パキスタンでは、今年1月の米紙記者の誘拐・殺人事件以降、対テロ作戦を進める欧米人を標的にした自爆テロ事件などが続発。同日付のニューズ紙は「パキスタンは、西側諸国に対する外国人戦士(アルカイダ)の新たな戦場になった」と報じた。