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06/09 13:17 平和主義衰退し核保有発言 NYタイムズが1面で紹 外信14
【ニューヨーク8日共同】九日付の米紙ニューヨーク・タイムズ
(早版)は福田康夫官房長官の非核三原則見直し発言など日本の政
治家による最近の核兵器保有に関する発言を紹介する記事を一面に
掲載した。
こうした発言について記事は「中国の台頭や米国による効果的な
安全保障への懸念から、有力政治家の一部が半世紀の政策を破って
核兵器の保有を検討し始めた」と位置付けている。
東京発の記事で同紙は日本の非核三原則が生まれた経緯などを説
明した上で福田官房長官や安倍晋三官房副長官の核保有に関する発
言のほか、自由党の小沢一郎党首が中国の軍事的な脅威を念頭に「
日本の核武装を事実上、予言してみせた」などと紹介。
さらに東京都の石原慎太郎知事が福田長官の発言に「激励の電話
をかけた」と伝え、一連の発言は「日本の平和主義が少なくとも政
界では衰退しつつある中で行われた」と分析した。
同紙はまた、国際情勢の変化から日本が非核三原則を貫くことが
難しいとする専門家のコメントも掲載したが、米政府当局者は同紙
の取材に「日本の政策に変化はない。日米の同盟関係はかつてなく
強まっている」と語ったという。
(了) 020609 1317
[2002-06-09-13:17]