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米国は、核保有国であるインドとパキスタンの情勢緊張に対応し、両国に在留する米国人に対する警告を強め、出国を強く呼びかけた。
米国務省は5月24日、米国人に対し、パキスタンへの旅行を控えるよう警告すると同時に、在留米国人は出国を検討するよう呼びかけていたが、この日の警告ではこれを繰り返したうえで、さらに、「パキスタン在留の米国人に出国を強く呼びかける」と付け加えた。
インド在留米国人に対しても同様の警告を発した。
また、英国は ストロー外相が声明を発表し、インド・パキスタン両国に滞在している自国民に対し、国外に退去するよう勧告した。
先週の段階では、英国民に印パ両国からの退去を「検討する」よう求めていたが、この日の声明では退去「すべきだ」と述べている。