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(回答先: ロシア大統領「ムシャラフ大統領から建設的な合図」[アルマトイ4日ロイター] 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 6 月 04 日 22:43:58)
【アルマトイ(カザフスタン南部)4日=瀬口利一】
テロ対策などを話し合う初のアジア相互協力信頼醸成措置会議(CICA)首脳会議が4日、アルマトイで開かれ、軍事緊張が高まるインド・パキスタン情勢を中心に討議した。会議にはバジパイ・インド首相、ムシャラフ・パキスタン大統領ら16か国・地域の代表が参加、テロ撲滅や紛争回避に向けた対話強化に関する宣言などを採択した。しかし、印パ両首脳による個別会談はなく、演説で従来の主張をぶつけ合うにとどまった。両首脳が顔を合わせるのは今年1月にネパールで開かれた南アジア地域協力連合首脳会議以来。
ムシャラフ大統領は演説で、印パ間の懸案であるカシミール領有権問題について、「インドは対話、交渉の道に戻るべきだ」と述べ、バジパイ首相に首脳会談を改めて呼びかけた。その一方で、「戦争は望まないし、仕掛けない。だが、強いられれば断固戦い抜く」とも語った。
これに対し、バジパイ首相は「ムシャラフ大統領が(越境テロ阻止の)約束を守れば、適切に対処する」と述べ、首脳会談開催にはパキスタン側のテロ対策強化が前提との考えを改めて示した。
また会議では、ロシアのプーチン大統領、中国の江沢民国家主席らが印パ首脳に対話再開や問題の平和解決を促した。印パ首脳は会議後、プーチン大統領と会談した。両首脳は江沢民主席とも会談する予定。
CICAは92年にナザルバエフ・カザフ大統領が提唱。中露印パのほか、イラン、トルコ、アフガニスタン、イスラエル、パレスチナ自治政府などが加盟している。
(6月4日22:29)