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(回答先: パキスタン軍、カシミールのインド軍施設へ砲撃〔日本経済新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 6 月 04 日 12:29:09)
インドとパキスタンの緊張が高まる中、カザフスタンのアルマトイで4日、バジパイ・インド首相とムシャラフ・パキスタン大統領らが出席し、アジア相互協力信頼醸成首脳会議の公式協議が始まった。両国首脳が同じ会議に同席するのはネパールでの今年1月の南アジア地域協力連合首脳会議以来。
ムシャラフ大統領は演説で「対話はインドによって拒絶されてきた。戦争は望まないが、仕掛けられれば断固戦う」と強調。ロシアのプーチン大統領はインド・パキスタン情勢について「南アジア情勢を不安定化させている」と懸念を表明した。
会議後の同日午後にはプーチン大統領と中国の江沢民国家主席がそれぞれインド、パキスタン首脳と会談、双方に自制と妥協を促し直接会談を呼び掛ける。
ムシャラフ大統領は既にインドとの直接対話に「何の条件も付けない」と言明しており、パキスタンのテロ支援中止などを対話開始の前提条件として直接会談を拒否するインド側の対応に注目が集まっている。
特に「インドと近い関係にある」(ムシャラフ大統領)ロシアのプーチン大統領がバジパイ首相をいかに説得するかが核保有国同士の軍事衝突回避に向けた会談実現の鍵を握るとみられる。
今回が第1回となる信頼醸成首脳会議には16カ国代表が出席し、日本もオブザーバーとして参加。会議を機構化することなどを盛り込んだ「アルマトイ宣言」やテロ対策の協力強化などを定めた合意文書を採択する。(共同)