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(回答先: パキスタン大統領、無条件でインドと会談用意表明〔日本経済新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 6 月 03 日 23:00:31)
インド首相「越境テロ」を非難 印パ首脳会談は見通し立たず
2002.06.03
Web posted at: 21:26 JST
- AP/REUTERS
カザフスタン・アルマトイ―― 5日まで開かれているアジア相互協力信頼醸成会議に出席するため、カザフスタンを訪問中のバジパイ・インド首相は3日、カザフスタンのナザルバエフ大統領と会談した後の記者会見で「越境テロにより高まっている南アジアの緊張についても話し合った」と語り、カシミール領有問題をめぐって対立するパキスタンを間接的に非難した。印パ間の緊張緩和に向け、ロシア、中国など会議参加国の首脳が仲介外交に乗り出しているが、バジパイ首相はムシャラフ・パキスタン大統領との直接会談を拒絶し続けている。
バジパイ首相は記者会見で、パキスタンという言葉を口にしなかったものの、「われわれは、テロや過激主義を信奉する者を許さないことで一致した」と強調した。
一方、パキスタンのムシャラフ大統領は2日、カザフスタン入りの前に立ち寄ったタジキスタンで記者団に「パキスタンは紛争の平和的解決を望んでいる」と語り、インドとの交渉に応じる用意があることをあらためて表明した。
ロシアのプーチン大統領と中国の江沢民主席は3日から4日にかけ、それぞれバジパイ首相、ムシャラフ大統領と個別に会談し、印パ首脳会談の実現を促す構えだ。しかしバジパイ首相は、パキスタンのイスラム武装勢力がインド側への攻撃を中止しない限り、会談には応じないとの姿勢を貫いている。
カシミールの実効支配線付近では3日も砲撃の応酬や銃撃戦が続き、パキスタン兵士1人が死亡したとの情報もあるが、正確な死傷者数は確認されていない。