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【カイロ小倉孝保】
ハラジ・イラン外相は26日、先の米露首脳会談でロシアが米国の非難にも関わらずイランへの核技術協力を継続する意向を示したことを称賛した。 国営イラン通信によると、ハラジ外相は「我々の核分野での協力は透明性の高いものだ。協力関係を維持するとしたプーチン大統領の判断は正しい。大統領の姿勢はロシアの国益につながる」と述べた。
一方、ハタミ大統領は同日、ギリシャ開発相との会談の際、「米国の一方的な外交政策やイランに対する脅しが米国を孤立させる」と米国を非難し、「イランは米国の脅しには屈しない」と述べた。
米露首脳会談では、ブッシュ米大統領がイランの原子力発電所建設が核兵器の拡散につながるとしてロシアの発電所建設協力に懸念を表明。しかし、プーチン大統領は協力を中止する意思がないと伝えた。イラン政府は今後、ロシアの協力を得て、さらに複数の原子力発電所を建設する計画を持っている。