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☆ドメル将軍さん いつも興味深い記事の紹介ありがとうございます。
知人の翻訳家さんに送りましたところ 訳とともにこのようなお返事をいただきました。
以下転載**********************************
【アメリカの石油戦略方向転換?】クリスチャン・サイエンスモニター
アメリカの石油輸入のうちサラハ以南のアフリカは現在16%でサウディアラビアなみ。
2000年に日量400万バレルを突破した。
アメリカは、これを2015年までに25%にする考えだ。
主な産油国はナイジェリアからアンゴラにいたるアフリカ南半分の西岸、ギニア湾ぞい。
アフリカ石油政策構想グループというロビイスト集団(石油会社その他かなる)が、
アフリカ石油重視を推進しようと議会と政府に白書を提出する予定。
エクソン・モービル、シェヴロン・テキサコおよび無名企業を含めた多数の石油会社
がアフリカに注目している。
だが、資源搾取・人権問題に取り組む団体は、このアメリカの方針に疑問を呈する。
ロンドンにあるグローバル・ウィットネス(全地球規模の目撃者)は、石油は現地に
少ししか雇用を創出せず、その国の利益は少ないと指摘する。石油を見つけた国ほど、
開発は相対的に低下する。石油で富むほど国民は貧しくなる、という。
しかも、石油戦略上重要な国ほど、石油会社は米軍を置くように政府に働きかける。
白書もそうで、サハラ以南のアフリカに地区司令部(subcommand)を置けと提言して
いる。白書の作製に参加したシンクタンクでも、軍事力強化は被民主的政権を作り出
すから、これでは、ペルシャ湾岸の再現だと危惧する。
この問題を防ぐには、石油企業が、会計をガラス張りにして、現地政府に使用料と
租税を正直に払う必要がある。それによって、石油収入が現地の普通の国民の生活に
益するようにしむけなければならない。しかし、ギニア湾ぞいの諸国の、経済開発と
民主主義の実績は、これまでのところ、たいへんお粗末である。石油企業はその人権
抑圧と環境破壊の共犯者なのだ。
(以下、各国情勢を述べているようですが割愛します。そのうちもう少し詳しい訳か、
関連するもっと新しくて詳しい情報の訳をだしたいと思います。)
*このニュースは確実でしょうね。ひどい話です。アフリカから目が話せなくなりまし
たね。 hagitani ryo
http://www.csmonitor.com/2002/0523/p07s01-woaf.html