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(回答先: 英が印パに3項目提案へ〔産経新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 5 月 28 日 00:12:02)
カシミールをめぐるインドとの軍事的緊張が高まる中、パキスタンのムシャラフ大統領は27日、国営テレビとラジオを通じて演説し、インドとの緊張は「最も高い状態」にあると指摘した上で「戦争の恐れは去っていない」と強調した。
大統領は演説で、実効支配線(停戦ライン)を挟んでインドとの戦闘が激化しているカシミール情勢で国民の支持と理解を求めるとともに「パキスタン軍は防衛する用意があり、最後の血の一滴まで戦う」などと強調。カシミールでの「自由の戦い」には支援を続けると言明した。
一方で「パキスタンは戦争を望んでいないし、戦争を仕掛けない」と言明、パキスタンから「テロが輸出されることを許さない」と述べた。
また総選挙を10月7日から11日に実施すると述べ、公正に行われることを国民に約束すると訴えた。
米国やロシアなど国際社会は、核を保有するインドとパキスタンの対立が偶発的な核戦争に発展することを懸念。両国に軍事行動や挑発的な言動を控えるように求め、今週から本格的な仲介外交に着手する。
パキスタン政府当局者によると、ロシアのプーチン大統領の特使が27日、イスラマバード入りし、テロ問題などを協議するためカザフスタンで6月3日から開かれる首脳級国際会議への参加をムシャラフ大統領に要請。ロシア特使はインドのバジパイ首相にも出席を求める。
またストロー英外相が28日から、アーミテージ米国務副長官が6月6日からパキスタン、インド両国を訪問する予定。(共同)