現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
(回答先: パキスタン大統領が27日夜演説、国内結束訴えへ〔日本経済新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 5 月 27 日 16:45:06)
インド軍がパキスタンを攻撃する場合は、カシミールの停戦ラインを越えた地区に限定したもので、全面戦争は考えていない−−26日発売されたインドの有力英文時事誌「インディア・トゥデー」6月3日号は印パ戦争のシナリオを特集した。
記事は軍事問題で著名なラジ・チェンガッパ記者が主に執筆したものでインド軍の現役や元参謀長など国防関係者の見方をまとめている。
特集によれば、インド軍が考えている作戦は二つ。ひとつは「サラミ・スライス作戦」というもので、インド軍約1万人を動員し、カシミールの停戦ライン(実効支配線)を越えてパキスタン支配側の領地に入り、まるでサラミを切るようにカシミールのパキスタン支配地を一部占領するというもの。
この作戦のねらいはパキスタン支配地にあるイスラム過激派の拠点や侵入地点を封鎖してしまうというもの。
もうひとつの作戦は、戦闘機や空挺(くうてい)部隊を動員し、パキスタンが支配するカシミールの奥深くまで軍を進め、パキスタン北部のスカルドの町を占領するというシナリオ。
いずれもインド軍はパキスタンに対する限定的な攻撃を想定し、核武装したパキスタン軍を徹底的に追い詰めないために全面攻撃はしない、というシナリオを描いている。
作戦の時期については、6月30日にはモンスーン雨がやってくるのでカシミールでの作戦が困難になるといい、この要素も無視できないとしている。
限定攻撃が全面戦争に発展する可能性もあり、実際にインド軍がこうした作戦を実施するかどうかは、国際的に高まる印パ両国への沈静化圧力にもかかっている。(18:51)