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■イスラエル攻撃停止条件
【エルサレム25日秦融】
パレスチナ自治区ガザに本拠を置くイスラム原理主義組織ハマスの創始者アハメド・ヤシン師は本紙との会見に応じ、イスラエル市民に対する自爆テロを「中止する用意はある」と言明。その条件として、イスラエル軍がパレスチナ住民の殺害をやめることを挙げ、占領終結後も子供や女性が犠牲になっている現状を非難した。
ヤシン師はガザ地区の自宅で、政治部門指導者のアブドラアジズ・ランティーシー氏とともに会見に応じた。
イスラエルの民間人が犠牲になっている自爆テロについて「イスラエルがパレスチナの民間人を殺さなければ、ハマスもやめる用意はある。兵士に対しては継続する」と述べた。
しかし、パレスチナの少年や主婦、医師がイスラエル軍の銃撃で死亡する事件(軍は「威嚇射撃だった」と説明)が五月に入っても続発していることを指摘。「イスラエルは(パレスチナ住民の殺害を)やめないだろう。われわれは六カ月前に自爆テロの停止を宣言したが、イスラエルはやめなかった。イスラエル側の攻撃がいつも先だ」と強調した。
ヤシン師は、イスラエルによる自治区占領の終結後も、十一日付クウェート紙アルカバスとの会見で「自爆テロ攻撃は継続する。自爆は正当な攻撃だ」と主張していた。