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(回答先: 印パ首脳:露大統領が招待の意向 「紛争激化の回避策を協議」[毎日新聞5月25日] ( 2002-05-25-20:45 ) 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 5 月 25 日 21:06:06)
【イスラマバード春日孝之】
パキスタン軍総司令部は25日、核弾頭搭載可能な中距離ミサイル「ガウリ」の発射実験に成功したと発表した。インドとの軍事的緊張が続く中、ムシャラフ大統領は実験後、「我々は戦争を望んでいないが、準備は出来ている」と述べた。パキスタンは28日まで一連のミサイル実験を予定しており、国際的な非難の高まりは必至とみられる。
ムシャラフ大統領によると、実験は25日朝、同国北部で実施。射程は1500キロ。射程から判断し、98年4月の最初の実験と同型の「ガウリ1」の可能性が高い。99年4月には「ガウリ2」(射程2000キロ)の発射実験を行ったが、「ガウリ」は当初から朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)から“輸入”したミサイルとの疑惑が出ている。
だが、軍総司令部は25日の声明で「国産技術の優秀さを再確認した」と強調し、「実験は国防への我々の決意を示すものだ」と説明した。
パキスタン政府当局者は24日、近くミサイル実験を行うと米国やインドに通告したことを明らかにしていた。「既定の実験であり、現在の(印パ緊張)状況とは無関係」と説明。総司令部は実験後、「主要なミサイル実験は過去3年間、最大限抑制してきた。技術的な必要が生じた時にのみ行う」と述べた。
インドはパキスタンの実験を静観する構えだ。
「ガウリ」はパキスタンが、インドの中距離弾道ミサイル「アグニ」に対抗して開発。このほか、中国から開発支援を受けた核弾頭搭載可能な「シャヒーン」ミサイルシリーズも並行開発している。