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(回答先: 「印パに核戦争の可能性」 英軍が対応策検討 英紙報道〔朝日新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 5 月 24 日 20:17:30)
05/25 16:44 核先制使用はパキスタン 生存窮地の選択肢 外信47
【イスラマバード25日共同】国際社会がインドとパキスタンの
軍事的緊張を不安視する最大の理由は、両国の対立が核戦争に発展
する恐れがあるからだ。軍事筋によると、米国やロシア、中国、英
国、フランスの核保有五カ国と違い、インド、パキスタンでは誤射
防止などに向けた管理システムが確立されていない。
専門家らは「可能性は低い」としながらも、核使用の場合、イン
ドではなく総兵力で劣勢のパキスタンが先にボタンを押すとの見方
でほぼ一致している。
インド軍の攻撃がカシミールのイスラム過激派訓練キャンプなど
に限定されれば、通常兵器による争いが想定されるが、戦闘がパキ
スタン中部や南部の国境付近に拡大、国家の「生存」が脅かされる
事態になればパキスタンは核を選択せざるを得なくなる。
インド軍の総兵力は約百二十六万人。一方のパキスタン軍は六十
二万人。さらにインドは空母を保有しており、圧倒的な海軍力で容
易にパキスタン最大の都市カラチが面するアラビア海を封鎖できる
。
しかし、兵器を基本的に国産に頼るインドに対し、パキスタンは
かつて米国の支援を得たほか、中国などからの援助もあり「質や技
術面では優位に立っている」(軍事専門家)。
パキスタンがインドに対して繰り返し「敵を撃退するのに十分な
防衛能力」(ムシャラフ大統領)を誇示するのは、最新兵器や核搭
載可能なミサイルを装備しているからだ。
英紙タイムズによると、インドには約六十個、パキスタンには約
二十五個の核弾頭がある。外交筋は「核戦争になるかどうかの鍵は
インドが握っている。パキスタンを窮地に追い込むような軍事作戦
は避けなければならない」と分析している。
(了) 020525 1644
[2002-05-25-16:44]