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(回答先: 米テロ白書、7カ国をテロ支援国家に指定(ロイター) 投稿者 えーてる 日時 2002 年 5 月 22 日 12:59:09)
【ワシントン中島哲夫】米国務省は21日、01年版の「国際テロ報告」を発表した。昨年9月11日の米同時多発テロ発生を受けた年次報告で、恒例の概括的な情勢分析の枠を超えて米国や国際社会の対応について詳述。アフガニスタン軍事作戦の後方支援を自衛隊ができるようにした新法制定など「テロとの戦争」に対する日本の支援を、前例のない素早いものだったと高く評価した。
報告書は、前年と同様にキューバ、イラン、イラク、リビア、朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)、シリア、スーダンの7カ国を「テロ支援国」に指定。同時多発テロに関連してブッシュ大統領が極めて厳しい姿勢をとったことから、これらの7カ国の一部は路線変更を考慮しているように見えるものの、テロと絶縁するために必要な措置をまだ十分にとっていないと結論付けた。
報告書はテロに対する北朝鮮の対応を、実質的な内容がなく「落胆させる」ものだったと指摘した。特に、米国が警戒する大量破壊兵器がテロに使われる恐れに関連して、北朝鮮が核開発の凍結維持に関する米朝対話に応じなかったことを非難した。また、「よど号」乗っ取り犯の元赤軍派メンバーを滞在させていることについても、昨年までと同様に、問題があるとして明記した。(毎日新聞)
[5月22日3時20分更新]