現在地 HOME > 掲示板 ★阿修羅♪ |
|
米紙ニューヨーク・タイムズ(電子版)は20日、モラー米連邦捜査局(FBI)長官とアシュクロフト米司法長官が米中枢同時テロの直後、ウサマ・ビンラーディン氏の配下によるテロ攻撃の可能性を指摘したFBI極秘メモの存在を知りながら、その内容を最近までブッシュ大統領に伝えていなかったと報じた。
米政府当局者の話として伝えた。同紙はFBIが激しい批判にさらされるのは必至になったと分析。テロ発生前、ビンラーディン氏が旅客機乗っ取りを計画していたとの報告を米中央情報局(CIA)から大統領が受けていた問題などとともに、関係者の責任問題に発展する可能性も出てきそうだ。
同紙によると、FBI捜査官の極秘メモは、米飛行学校に通うビンラーディン氏の配下の中東出身者によるテロ攻撃の可能性があり、飛行学校に在籍する外国人の査証(ビザ)の調査を促す内容で、昨年7月10日にFBI本部に送付された。その後、情報はFBI幹部に伝達されず、両長官はテロ当日から数日後に存在を知らされた。
両長官はテロ直後から連日、大統領にテロ関連の報告を続けていたが、大統領やライス大統領補佐官(国家安全保障担当)らがメモの内容を知ったのはつい最近になってからだった。(共同)