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【ニューヨーク18日共同】
米中枢同時テロ発生前にブッシュ米大統領が航空機乗っ取り計画があるとの報告を受けていた問題で、米誌ニューズウィークは18日、米国民の74%が連邦捜査局(FBI)と中央情報局(CIA)にテロを防げなかった責任があると考えているとの世論調査結果を発表した。
テロ発生直後の昨年9月中旬の調査では、69%がFBIとCIAの責任を指摘したが、テロ発生直前に多くの情報がありながら未然に防げなかったことが明らかになったことで、批判がさらに高まった形だ。
ブッシュ大統領の支持率は73%と4月下旬より2ポイント高くなったものの、不支持率も前回より4ポイント高となり、テロ後初めて20%に達した。また、テロ攻撃に対する準備であらゆる手段を取っていなかったとして、59%がクリントン前政権を非難した。調査は5月16,17の両日、全米の18歳以上の1002人を対象に実施した。