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(回答先: ビ氏らのハイジャックの可能性 昨夏、米大統領にも報告〔朝日新聞〕 投稿者 FP親衛隊国家保安本部 日時 2002 年 5 月 16 日 22:53:25)
【ワシントン16日=林路郎】米同時テロ前の昨年8月にブッシュ大統領がウサマ・ビンラーディン一派によるハイジャックの可能性について情報機関から報告を受けていた問題で、民主党のダシュル上院院内総務は16日、ブッシュ政権に対し、<1>8月の報告内容を上院の特別情報委員会に全面開示せよ<2>ビンラーディンのテロ計画の存在をうかがわせる連邦捜査局(FBI)アリゾナ事務所から本部への内部捜査資料を早期に公開せよ――と要求。この問題で共和党政権を徹底追及する姿勢を鮮明に打ち出した。11月の中間選挙をにらんだ政治的な動きで、1件は政局に波紋を広げている。
上院で多数派を握る民主党のこの要求を受け、政権側は同日夕、ライス大統領補佐官(国家安全保障担当)が緊急記者会見。補佐官は、2001年4月から8月にかけてテロの可能性を示唆する情報が相次ぎ、国務省が主に中東、アラビア半島、欧州の在外公館や駐留米軍基地での警戒強化を勧告し、連邦航空局(FAA)もハイジャックに備えて航空各社に警戒情報を数度流したことを明らかにした。
補佐官は「しかし、どの情報も確証の得られない一般的なもの。テロ攻撃の日時、場所、方法に関する具体的情報はなかった」と述べ、政権側の“手抜かり”はなかったと強調した。
また、民主党が公開を求めたFBI内部資料について補佐官は、「9月11日以前にホワイトハウスには届いていなかった」と説明。資料を公開するかどうかは明らかにしなかった。
補佐官の会見は防戦一方の印象をぬぐえなかったうえ、補佐官が時折、緊張からか珍しく声を震わせるなど、政権側の非常に苦しい対応をうかがわせた。
(5月17日11:24)