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(回答先: 5/8事件に対する緊急抗議行動のお知らせ 投稿者 香港尼 日時 2002 年 5 月 11 日 20:50:21)
2001年05月01日
パソコン店:
元赤軍派メンバーが出店計画 指導はオウム信者
日航機「よど号」乗っ取り事件を起こした元赤軍派メンバーの男性(47)
が店長となるパソコン店の出店計画が大阪で進められていることが30日、毎日新聞の調べで分かった。朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)から近く帰国する「よど号」メンバーの子どもの働く場としたいという。このパソコン店は、「よど号」メンバーを支援する人権活動家らが経営し、オウム真理教(ア レフに改称)の信者が仕入れや技術指導をする。元赤軍派の男性は「信者は店の経営に関与しない。商取引上だけの関係」としているが、公安当局は「教団の新たな資金源になる可能性もあり、動向を注視したい」と警戒を強めている。
元赤軍派の男性は1970年、乗っ取り事件で北朝鮮に渡り、帰国後に逮捕され、すでに刑期を終え出所している。
男性によると、店では海外から輸入した安価なキットを使って組み立てたパソコンを扱い、店頭販売と通信販売をする。人権活動家らが支援者から資金を募って近く会社を設立。大阪の電気街・日本橋へ5月中の出店を計画している。
「よど号」事件では、北朝鮮にいるメンバー3人の娘計3人に対し、外務省 が4月25日、帰国のための渡航書発給を決め、5月15日に帰国予定。男性は「出店には、こうした子どもの働く場を用意する目的もある」と説明している。
すでに男性は先月、この人権活動家が経営し、信者が働いている東京・ 秋葉原のパソコン店で仕事をしながら、信者から実務の研修を受けた。大阪の店でもパソコン事業に詳しい信者に流通や技術面のサポートを依頼する。ただし信者は、大阪の店の経営にはかかわらないという。
男性は「(信者の支援で店をすることに対する)社会の反発はあるだろうが、商売をするだけで悪いことを始めるわけではない」と話している。
一方、公安当局は「信者が店の経営に関与しないといっても、資金がどのように教団に流れるのか、動きを警戒していく必要がある」としている。
教団広報部の話 教団は、この出店計画は関知していない。どこでどんな仕事に就くかは信者の自由。教団が管理しているわけではない
【ことば】「よど号」事件
日本初のハイジャック事件。1970年3月、羽田発福岡行き日航機「よど号」を共産同赤軍派9人が乗っ取り、韓国・金浦空港で運輸政務次官と交換に乗客を解放した後、北朝鮮に強行着陸。赤軍派9人は北朝鮮当局に投降した。
[毎日新聞5月1日] ( 2001-05-01-03:01 )
http://www.mainichi.co.jp/news/selection/archive/200105/01/20010501k0000m040124000c.html