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昨日転載があった「<爆弾>空港からの送迎バスが爆発 10人死亡 パキスタン(毎日新聞)」(http://www.asyura.com/2002/war11/msg/895.html)とは全く違う実態なので、別の記事を転載します。
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【カブール8日=佐藤浅伸】パキスタン南部の同国最大の都市カラチで8日午前、最高級のシェラトンホテル前で車に仕掛けられた爆弾がさく裂、AFP通信によると、フランス人11人、パキスタン人3人の計14人が死亡、20人以上が負傷した。パキスタンでは、テロ組織「アル・カーイダ」につながるイスラム過激派によるものと見られる外国人を狙ったテロが頻発しており、今回も対米協力を続けるムシャラフ大統領への警告と挑戦の意味合いがあるものとみられる。
現地からの報道によると、死亡したフランス人らはパキスタン海軍の潜水艦計画にかかわる技術者。軍のプロジェクトにかかわる外国人が犠牲になったことは、大統領の威信も大きく傷つけた。警察当局者は「アル・カーイダが関与した可能性は排除できない」と語った。
パキスタンでは1月にも、カラチでイスラム過激派の取材を続けていた米紙記者が誘拐、その後、殺害される事件が発生。3月には首都イスラマバードの教会の爆弾テロで米外交官の妻と娘を含む5人が死亡した。
シラク仏大統領は今回のテロを「卑劣な犯行」と厳しく非難、徹底捜査をパキスタン政府に求めた。
(5月8日23:03)