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【ベツレヘム(ヨルダン川西岸)7日=久保哲也】武装パレスチナ人らがろう城するヨルダン川西岸ベツレヘムのキリスト教聖地「聖誕教会」の解放をめぐるイスラエル・パレスチナ交渉は7日、当初、「最重要テロ容疑者」13人の国外追放先として想定されていたイタリアが受け入れに難色を示したことから、最終局面で暗礁に乗り上げた。
双方は同日朝、米国やバチカンの仲介で、「テロ容疑者」計39人のうち13人をエジプト経由でイタリアに国外追放、残り26人をパレスチナ自治区ガザに移送することで合意した。だが、マルティノ伊国防相は同日、「一方的な決定だ」と強く反発。引き取り要請があれば検討するとしながらも、「期間や滞在資格などを明確にする必要がある」と述べた。
また、追放期間をめぐって「3年間」「パレスチナ国家樹立まで」などの情報があるほか、ガザ移送者についても「裁判の上、パレスチナ刑務所に収監」とするイスラエル側と、「釈放」を主張するパレスチナ側で食い違っている。
(5月8日01:52)