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【ワシントン支局4日】4日付の米紙ワシントン・ポストによると、ブッシュ米政権は、戦争犯罪などを裁く世界初の常設裁判所「国際刑事裁判所」の設立条約への署名を撤回する方針を固めた。米議会筋などによると、6日に正式発表される見通しという。
米国はクリントン前政権末期の2000年12月に同条約に署名。しかし、世界各地に展開する米兵が戦犯として訴追されることを恐れ、ブッシュ政権は設立に強硬に反対してきた。署名撤回にまで踏み切れば、批准済みの西欧諸国や人権団体の反発が予想される。
同条約は1998年に採択され、139か国が署名。これまでに英国、フランス、ドイツなどを含む60か国以上が批准しており、7月1日に正式発効する。
(5月4日21:58)