★阿修羅♪ ★阿修羅♪ |
|
【イスラマバード1日=佐藤浅伸】パキスタン選挙管理委員会は1日、30日投票が行われたムシャラフ軍政大統領の5年間任期延長の是非を問う国民投票の最終結果を発表、賛成票が97%を超えたことを明らかにした。しかし、地元マスコミや非政府系の人権団体は組織的な不正行為が各地であったと主張している。
同国のイルシャド・ハサン・ハーン選管委員長は1日夜、国営テレビで最終結果を発表。それによると、賛成票が4280万4339票、反対票が88万3676票。有権者数は約6200万人とみられており、投票率は約70%となる。
これに先立ち、記者会見したメモン情報相は「予想をはるかに上回る結果だ。各政党は協力して前に進むべきだ」などと投票の正当性を強調した。
しかし、1日付の有力各紙は「低投票率」「不正行為」などの見出しで各地の投票の様子を詳しく伝えた。英字紙「ドーン」は、匿名の公務員の話として、監督する立場の政府職員が事前に投票用紙を持ち帰り、賛成票の束を投票箱に混ぜたなどと伝えた。明らかに有権者の数を上回る投票が行われた地区もあった。
非政府系のパキスタン人権委員会は「不正行為は最悪の懸念を上回るものだった」との声明を発表した。
(5月2日01:50)
===================================================================================
★ イスラム組織などが投票ボイコットを呼び掛けていたことや投票対象内容が記事になっていませんね。
しかし、不正をするにしても、極端はいけません。賛成票は73%程度にしておくべきでしょう。