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【ワシントン1日=林路郎】米軍が、昨年9月の同時テロの首謀者とされるウサマ・ビンラーディン捕獲のための本格軍事作戦を、アフガニスタンとパキスタンの国境地帯で再開する動きを見せている。
ビンラーディンと副官のアイマン・ザワヒリらがパキスタンの対アフガン国境近くの山岳地帯などで目撃されたとの情報を得たためだ。
1日付のワシントン・ポスト紙は、米陸軍第101空挺師団2個大隊の一部が、対パキスタン国境地帯へ移動を開始したと報じた。同部隊の最終兵力は1000人近くに達する可能性もあり、すでに国境地帯入りしている英軍特殊部隊数百人と合同する見通し。他の米メディアもここ数日、「1―2週間内に本格的な追撃戦が始まる」との米軍に近いアフガン現地司令官らの予測を報じている。
ビンラーディンらの目撃情報の確度は不明だが、国防総省筋によると、パキスタン山岳地帯のワジリスタンと呼ばれる一帯や、北西部の主要都市ペシャワルで目撃情報があった。
ワシントン・ポスト紙は今回の作戦について、都市や山岳地帯の村落に分散・潜伏したアル・カーイダのメンバーらを個別にあぶり出し、撃破する地道なものだとしたうえで、「アフガニスタンにおける最後の本格的戦闘になるかもしれない」と伝えている。
(5月1日20:48)