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04/30 16:11 日米台軍事当局が秘密協議 対中「防衛」で頻繁に 外信69
【ワシントン30日共同】三十日付のワシントン・ポスト紙は、
クリントン前政権時代の一九九七年、当時のキャンベル米国防副次
官補(現国際戦略研究所上級副所長)が日本、台湾の防衛当局者と
、中国の対台湾軍事行動に備えた秘密協議を計八回開いたと報じた
。
同紙はまた、当局者や中国関係専門家らの発言を基に、ブッシュ
政権は七九年の米台断交(米中国交)以後の米歴代政権のうち最も
台湾寄りだと指摘。政権内では陳水扁総統のワシントン初訪問、米
台防衛当局間の通信回線設置など、タブー視されてきた課題も検討
されていると伝えている。
中国の胡錦濤国家副主席がワシントンを訪問する三十日に米当局
者がポスト紙を通じて「台湾寄り」を強調するのは、中国の次期指
導者に対し「台湾を守るために何でもやる」(ブッシュ大統領)と
する米現政権の対中基本姿勢をあらためて伝え、台湾への軍事行動
をけん制する意図があるとみられる。
同紙によると、日米台の秘密協議は東京、ワシントン郊外、カリ
フォルニア州モンテレーで開かれた。キャンベル元副次官補がまと
めた台湾防衛に関する研究は、ブッシュ政権に引き継がれたという
。
ブッシュ政権は昨年五月、陳総統のニューヨーク滞在を初めて認
めたほか、ことし三月にフロリダ州で開かれた民間会議でウルフォ
ウィッツ国防副長官と台湾の湯曜明・国防部長(国防相)が会談す
るなど、米台交流を強化している。
(了) 020430 1611
[2002-04-30-16:11]