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【エルサレム29日=平野真一】
イスラエル紙ハアレツ(電子版)によると、イスラエル軍筋は28日、パレスチナ過激派がイスラエル最大の商業都市テルアビブの高層ビルに対する大規模な爆破テロを計画していたと述べた。27日のヨルダン川西岸カルキリヤ再侵攻は、計画を事前に察知したイスラエルがテロを阻止するためだったという。
それによると、テロを計画していたのはパレスチナ解放機構(PLO)反主流派の「パレスチナ解放人民戦線(PFLP)」で、高層ビル少なくとも1棟の地下で爆発を起こす計画だったことを、イスラエルの情報機関シンベトが察知した。カルキリヤでは、爆破に使う予定だったと見られる車爆弾を発見したという。
(4月29日09:01)